きみどり文庫

漫画家・井上きみどりの文章&漫画&写真

2019年07月

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東日本大震災後、「災害危険区域」に指定され、
付近に住むことも、
海で泳ぐこともできなかった
仙台市唯一の海水浴場「深沼海水浴場」。
ようやく昨年から期間限定で海開きされることになり、
今年も7月27日から30日までの4日間だけ
市民がここで遊泳することが許されています。


「深沼」というのは
仙台市若林区の沿岸部にある「荒浜」の別称。
この春から荒浜地域の取材をしている私は
今年度の海水浴場オープン日に
防潮堤を越え、海水浴場を見学させてもらいました。


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海水浴場は
「ふかぬまビーチフェスタ」という名称で
4日間だけのイベント開催。
入場者は1日600人限定で
事前に予約した人だけ入場できます。


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初日は雲が多く、若干風が強かったせいか
ざっと見たところ、
入場者数は600人より少なめでした。


以前はこの防潮堤のあたりは
草や松が密集した林になっていて
砂浜はこんなに広くなかった記憶があります。


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いまどきの海水浴は
砂浜にテントなんですね〜。
彩りがきれい。


まず感じたのは、砂浜が綺麗になったこと。
毎月1度、市民が参加する海岸清掃「ビーチクリーン」によって
とても美しくなりました・・!
昔は鳴り砂で有名な浜辺だったとか。
荒浜で不定期にワークショップを開催していらっしゃる
「鳴り砂研究家」のお話によると
綺麗な砂でなければ、
キュッキュッという良い音が出ないそうです。
「昔のような鳴り砂を復活させよう!」というのが
ここ、荒浜(深沼)の
海岸清掃ボランティアさん達の合言葉になっています。


私も海岸清掃に2回参加したのですが、
「浜辺にあってはいけないもの」が多くてビックリでした。
特に割れた瓶や缶のプルタブ、
ボールペン、
割り箸などが多く
小さな子どもに「裸足で遊んでいいよ」とは
残念ながら言いにくい状況でした。
この4日間の海水浴のためにも
地域の方や市民が一生懸命にゴミを拾って
ここまで綺麗な砂浜になったことを
少しでもいいから知ってもらえたらいいな・・と思います。



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荒浜の海は波が高く、
多くのサーファーに人気のポイント。
小さな子ども達を安心して遊ばせるために
こんなプールも用意されていました。


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砂浜では写真展も開催していました。
その名も「海辺の写真展2019」。
「海辺の図書館」専属の
81歳のカメラマン・豊さんの作品や
荒浜で活動している方々の写真を展示しています。

 
砂浜で写真展って、なかなか素敵。
どの作品もメッセージ性があって、
風景に溶け込んでいましたよ。




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昔の「深沼海水浴場」の写真も。
向こうの方に見える木製の小舟や
浮き輪が時代を物語っています。


仙台生まれ仙台育ちの人に話を聞くと
「夏になったら仙台から1時間くらいバスに乗って
一家で海水浴に行くことが楽しみだったんだよ」と
懐かしそうに語る人が多く、
この深沼海水浴場が
仙台のかつての子ども達にとって
思い出深い存在であったことがわかります。
しかしここが海水浴場として
本格的に再開される目処は現在も立っていません。  




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かつては地元の住人が運営する「海の家」がありましたが
限定開催の海水浴場となった昨年に引き続き、
今年も地元の方々の出店はありませんでした。


「なんかちょっと寂しいね」
「昔の海の家が復活すればいいんだけどなあ」・・・と
荒浜に住んでいた方がポツリと呟いていたのが印象的でした。


30日まで限定開催される「ふかぬまビーチフェスタ」。
子ども達は今のこの海で、
どんな思い出を生み出すのでしょうか。







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金沢というと
兼六園、金沢21世紀美術館など
人気観光スポットがいろいろありますが
取材でどこかに行っても、
観光する気持ちの余裕がなく
結局とんぼ返りしてしまうことが多い私。 


しかし!
せっかくの初・金沢。
せめて観光っぽい記念写真だけでも撮ろう!と
帰りの新幹線に乗る前に
金沢駅でパチリしてみました。


加賀百万石を文字ったと思われる、
ゆるキャラ「ひゃくまんさん」
あとで撮った写真を見て初めて発見したのですが、
正面から撮ると、ホラ!
足が生えたように写るんですね〜。
(ショーウィンドウに映った私の足が見えますか?)
知ってたら「走るポーズ」とか
「踊るポーズ」とかしたのに・・・残念!
金沢旅行をされる方は
ぜひご自分の足で面白写真を撮ってみてください(笑)


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もう一枚、
同行した編集さんが撮ってくれたのが
同じく駅前にある「もてなしドーム」の「鼓門」。
木製の柱は加賀宝生の鼓をイメージしたものだそうです。


この橋のたもとでは
同じポーズで記念撮影する人が
順番待ちしていました。
人間、考えることは同じなんですね〜(笑)


そして自宅で待つ家族のために
買ったお土産はこちら。

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「佃煮もなか」


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くるみの形をしているモナカ。
可愛い〜。


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「甘くないモナカって珍しい!」と思ったのですが、
中に詰められている佃煮は
割としっかり甘く作ってありました。
どれもお茶に合うお味で美味しかったです。


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こんなものを見つけたので
炭酸&カレー好きの夫に1本買ってきました(笑)
カレー粉を少し混ぜた甘いコーラ味だったそうで
エスニック風味が意外に美味しかった・・と言っていました。



金沢のお土産って
金箔が付いているキラキラなものが多くて
「へ〜」
「こんなものにも金箔が!」と
見ているだけで面白かったです。


もし次に訪問することがあったら
金沢21世紀美術館に行きたいなあ・・・。
(いつか全国の美術館巡りしたい・・・)

この野望、いつか実現するぞ〜と
心の中で密かに誓いつつ
金沢を後にした井上でした。





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9月発売予定の単行本に掲載する取材記事のため、
「シェア金沢」さんを訪問しました。


シェア金沢さんは
金沢駅から車で15分ほどの郊外にあるコミュニティ。
子どもと高齢者、障がい者、大学生、地元の人々など
多様な人々が共に暮らす、
「ごちゃまぜの街」です。
※↑シェア金沢さんによる表現です。


私も以前から、
すべての人々がボーダレスに生きる「ごちゃまぜの社会」を
理想の社会と考えていたので
この「ごちゃまぜ」構想に惹かれて
取材と視察をお願いしました。


単行本に収録する取材記事の関係で
ブログではあまり詳しく書けないのですが、
視察時に撮らせてもらった写真を
少しご紹介しますね。


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11000坪の広大な敷地の中に
こんな風に小さい建物が点在しています。
まるで別荘地みたいでした。


例えばこれ↑は大学生のお家。
美大生用で、なんと一人に一つのアトリエ付き!
安価なお家賃で入居する代わりに
一定時間のボランティア活動をするというのが
条件だそうです。
金沢市は芸術活動に力を入れているそう・・・。
羨ましい〜。


この写真でチラリと見える、
奥のコテージみたいな建物はサービス付き高齢者住宅。
現在30名ちょっとの方々が
入居していらっしゃるとのことでした。
障がい児用の入居施設もあり
こちらにも30名くらいの子ども達が暮らしているそうです。


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敷地の奥の方には
屋根があるウッドテラスが。
左に見えるのはキッチンスタジオ。
右には小さな食料品店がありました。


金沢も暑かったのですが、
木陰になっているこのテラスは涼しく
清らかな風が吹いていて気持ち良かったです。


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牧場にはこんな子もいました(笑)
親子のアルパカが3頭いて
仲良くハモハモしていました。
敷地内は学童クラがあるのですが
「アルパカがいるコミュニティにある学童に通っていた」って
すごくインパクトのある思い出になるのでは?と思います。



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夏休みに入っていたので、
子どもたち80名くらいの賑やかな声が。
サービス付き高齢者住宅のおじいちゃん達と
遊んでもらっている子もいました。
おじいちゃんも楽しそうだったなあ〜。


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点在している建物はすべて素敵なのですが、
一つ一つの建物にかけられている看板や
道路に立てられた表示も何ともオシャレ。
これはコインランドリーを併設した、
クリーニング店の看板。


敷地内には温泉や飲食店の他、
小さなお店がいくつかあって
それらは就労支援の場でもあり
障がいを持つ人がスタッフとして働いています。


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農園の看板もキュート!



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道路の表示も
すてきだなあ〜。
デザインが素敵な表示だとちゃんと見ますよね。




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シェア金沢さんの
ロゴマークもメッセージ性が高いデザインで素敵!



「ごちゃまぜの街」シェア金沢さんの取材記事は
高齢者介護施設を中心にした視点で
これからまとめます。
書きたいことがたくさんありすぎて
ちゃんとまとまるかどうか心配ですが・・・(笑)
(そんなことは言ってられないのですけど)


この取材記事は
9月下旬発売の単行本「半ダース介護」に収録予定。
ご興味がおありの方は
「そうか〜9月発売か〜」と
覚えていてもらえると嬉しいです。


さて!
執筆がんばろう〜。






  


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この着物、全部100円〜500円でした。
しかもほとんどが 正絹の新品なんです。


これらは先日通りかかった和装店の店頭で
ワゴンに山積みされていたもの。
「100円」「300円」という値札がチラッと見えたので
思わず足を止め、二度見してしまいました(笑)


「ちょっと見せてもらっていいですか〜?」と
恐る恐る広げてみると
どこかのお宅のタンスに長年しまいこまれていたのか
所々に経年劣化の跡があったり
小さなシミがあったり。
確かに「着物」として着用することはできなさそうだけど
「布」としては 
素人目にも価値が高い!と感じました。
 

ちょうど
秋に開く小さな演奏会で
一緒に演奏する人を含めた
2人分の衣装を任されていた私。
「和の生地で篠笛袋を作りたい」
「着物をリメイクしてスカート作りたい」とも
思っていたところだったし。
なんという奇遇〜。
求めているものに出会うタイミングって
いつも絶妙で面白いものですね〜。



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さっそく浴衣をほどきにかかりました。
着物リメイクの手順は・・・・


①着物をほどいてバラバラにする。
②洗う
③干す(半乾きにする)
④アイロンをかける
⑤裁断→縫う


・・・です。
着物リメイクは初めてなので
こちらの本を参考書にしました。


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表紙はマダムっぽいですが(笑)
リメイクリメイクしていなくて、どれも形が綺麗!
「着物リメイクしてみたいんだけど
エスニックっぽい型紙が多くて・・」という方にオススメです。



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リメイクの手順も、
すごーく細かく解説されていて
分かりやすい〜。
気になる方はAmazonをチェックしてみて下さいね。


さて、
参考書に従って
まずは縫い糸を解く作業にとりかかりましたが
ほどいてみて分かったのは 
この浴衣が、とても丁寧に手縫いされていたこと。
几帳面な人が縫ったんだろうなあ・・・。
誰か特定の人のために縫ったのかな?
それともお仕事として納品されたのかしら?
 だけど、この浴衣も新品で着られた形跡はなく・・・。


長い時間をかけて、この浴衣を縫製した縫い子さんが
その後、袖を通されることなく
タンスにしまわれたままで
300円で売られることになるなんて知ったら
どんな思いをされるんだろう・・・? 


ちょっとばかり複雑な気持ちになりつつ
「私なりにきちんと活用させてもらいますね」と
顔も知らない縫い子さんに
心の中で語りかけながら
丁寧に縫われた糸を
一つ一つほどいていきました。
 

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ぜーんぶ解くのに
2時間かかりました・・・!
まだリメイクしていないのに
すでにある種の達成感を味わいました(笑)



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布になった浴衣。
一枚の浴衣から、こんなにいっぱい取れました〜。
布にしてみると、さらにキュート。


これがどんなものに生まれ変わるのか?
次のリメイク報告を
楽しみにしていて下さいね。







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この週末は七夕でしたね。
皆さん、どんな七夕を過ごされましたか?


でも仙台では7月7日は「七夕の日」じゃないんです。
仙台七夕は8月7日。
7月7日は街中どこを探しても笹飾りもなく、
「今夜は晴れるかな」という七夕トークも交わされず、
七夕イベントもなく、
「何でもない日」として過ぎていきます。

 
7月7日をスルーしてしまうのって
もしかして全国で仙台だけでしょうか・・・?(笑)
20年前、東京から移住した年の七夕は
ビックリしましたが
今ではこの独特な地域性が愛おしいです。
 

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そんな7月7日は
篠笛教室のクラスメイトの
ジャズシンガーさんのライブへ。
雅楽とジャズを融合させた、創作音楽と一緒に
お抹茶&和菓子を味わわせてもらいました。


キャンドル作家さんともコラボしたライブで
真っ暗な会場に
ほんのりと灯るロウソクが素敵でした。


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終演後に
篠笛教室のクラスメイト3人で記念写真を。
篠笛教室の生徒さんは個性的で素敵な方が多いです。 


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そして前日の7月6日の夜は
篠笛教室の先生のカフェ・ライブへ。
石田先生オリジナルの篠笛曲から
唱歌、J-POPなど、様々な曲を聴かせてもらって
感動しっ放しでした。
私が9月に演奏する予定で練習中の曲もあり
そのレベルの違いに愕然(笑)
「笛を歌わせる」って、こういうことなんだな〜と
痛感した2時間でした。
(動画が投稿できず、残念・・・!)


音楽三昧だった今年の七夕。
そして来月は仙台七夕。
私は仙台生まれではないので、
どちらの七夕もお祭りします。


娘達が小さかった頃は
「今年の七夕の飾り付けとご飯、どうしよう〜?」と
毎年アタフタしていましたが
大人になった今は、そんな必要もなくなって
静かにゆったりと過ごせるようになりました。


一年に2度も七夕をお祭りできるのも
移住組の仙台市民ならではかも・・・・?


今年の仙台七夕はどんな吹き流しが飾られるのでしょう?
8月7日の七夕も今から楽しみです。


 


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仙台には、
羽生結弦くん&荒川静香さんと
記念撮影ができるスポットがあります。
それは「地下鉄国際センター駅」の玄関口。

今日は教習の待ち時間が2時間あり、
帰宅するのも微妙な時間なので
ここの2階にある
「青葉の風テラス」でお茶をしました。


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地下鉄駅の2階に上がると・・・・


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こんな広ーい空間があります。
ここは市民交流施設&多目的スペースとして
休憩できる場所。
休日には様々なワークショップが開催されています。


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今日はお天気が良かったので
窓が解放されて文字通りオープンテラスになっていました。
この季節はテラスから見渡せる仙台市内と
緑の調和がなんとも美しいです。



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カフェもあるので
お茶を飲みながらのんびりと休憩することもできます。


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久しぶりの一人お茶時間。
ずんだパフェのコーヒーセットをお願いしてみました。
「ずんだ」とブラウニー、抹茶アイス、お餅、
そしてイチジクが添えられて美味でした。

あまり大きな声では言えないのだけど・・・
実は私は「ずんだ」が得意じゃないのですが
(でもお店によって若干味が違うので、
一応食べてみるようにしています)
ここのずんだは大丈夫でした!



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屋根付きのテラスで
そよ風に吹かれながらの読書タイム。
気持ちよかった〜。
「杜の都」の名のとおり
この季節の仙台は街中どこも緑色に染まり美しいです。


私が移住した20年前は
真夏でも涼しかったのですが、
年々暑さが増してきたような・・・・。
(今日も29度くらいありました)
それでも日陰は涼しくて気持ち良いのが
仙台の気候の特徴です。


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「青葉の風テラス」がある
「地下鉄国際センター駅」は
仙台駅から地下鉄で5〜6分。

学会やイベントで使用される「国際センター」や
東北大学川内キャンパス、
青葉城址入り口、
博物館などに行かれる方は
ぜひここで休憩してみてくださいね。


そしてぜひ羽生くん&荒川静香さんと
記念写真を!
同じポーズで記念撮影している勇者もいて
皆さん、楽しそうです。 


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<おまけ>
観光客の皆さんに混じって
私も荒川さんと記念撮影を。
本当は同じポーズで撮りたかったのですが
身体機能的にムリでした・・・(笑)

いつか人気がない時間帯を狙って
羽生くんポーズ撮影を再チャレンジしてみます(笑
 

 






 

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